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日本のルール

2002/05/18 writer: イトウ

日本におけるリンクホッケーのルールはどのように決まっているのでしょうか?
日本のルールは「基本的には国際ルールと一緒」だと言われます。しかし「国際ルール」は現在の日本のホッケー環境に適したものでしょうか?
(その前に「国際ルール」を正確に理解している人が日本にはどの程度存在するか?そちらの方が問題かもしれません。ちなみに私の場合は人からの伝聞がほとんどなので正確にルールを理解しているとは到底言えません。)

ローカルルール

現在でも日本独自のルールは存在していますが、僕はもっともっと日本独自のルールが存在しても構わないと思っています。
【現存する日本独自のルール】
・試合の時間
・タイムアウトの回数と時間
・審判員の人数

この中で試合やタイムアウトの時間を変更するのは特に問題は無いでしょう。
しかし、審判員の人数を1人にするというのは大いに問題があると思います。
審判員が1人でも試合のルールは審判員2人の時と同じ・・・果たしてこれは可能でしょうか?
私は無理だと思います。

審判員1人体制は現実的では無い

リンクホッケーではパックのあるところだけでなく、パックの無いところでもポジション争い等によるファールは存在します。1人で全ての状況を正確に判断するのはほとんど不可能に近いです。
もし審判員1人体制で試合を行うのであれば、試合中に起こりうるあらゆるプレーを予測しておかなければならないと思います。そして、予測した時点で「1人では正確に判断するのが無理である」とわかっているプレーが存在する場合には、それらのプレーをファールとして適用しない等のルールにしても良いのではないでしょうか?

また、審判員の判断には当然のことながら個人差があります。これについては仕方が無いことであるとは思いますが、日本の審判員の個人差はあまりにも大きいと感じています。特に「パックをローラースケートで蹴る行為(キャリング)」と「妨害行為(オブストラクション)」についての判断には疑問を感じてしまいます。
これらのファールの判断を統一するのが難しいのであれば、誰もが一目で見て判断できるような日本独自のルールに変更しても良いと思います。

選手登録方法の改善要望

そしてこれは願望なのですが「大会時の選手登録方法」を是非変更してもらいたいと思っています。
現在、一つの大会へ選手登録できるのは10名となっていると思います。私はこの人数をもっと増やしても良いのではないかと考えているのです。
大学のチームではメンバーが10名を超えることは多々あると思います。ということは大会への選手登録をした時点で登録された10名以外は試合に出場する可能性が無いということになります。これは、大会に登録された10名の中から都合により試合に出場出来なくなってしまった場合も、大会に登録されなかった選手は変わりに出場出来ないということになります。
クラブチームにいたってはさらに大きな影響を与えているのです。1つの大会に登録可能な人数が10名のため、クラブは選手を10名以上抱えることが出来ないのです。
10名ギリギリで活動していくのは相当厳しいものです。何人かが都合がつかない場合は試合に出れないし、何人かが競技を辞めてしまったらチーム消滅に追い込まれます。最低1つのチームで余裕を持って練習出来る程度の人数を大会に登録出来るようになるのが望ましいと思います。(背番号も好きな番号を付けられるようになると楽しいですね)
例:
【大会登録時】
登録可能人数:15名
【試合前のメンバー表提出時】
登録可能人数:10名(大会登録選手中)

日本のレベル・環境に合ったルールの構築を

日本には日本のレベル・環境に合ったルールを適用していくのが自然であると思います。
誰でも理解・判断出来るルール、多くの人が競技に参加出来るようなルールを作っていくのがこれからの課題ではないでしょうか?
(日本独自のルールを適用する場合は国際ルールとはどこがどのように異なるのかアナウンスしていく必要はあります。これを怠ると競技自体が間違った方向へ進んでしまうかもしれないので常に注意してないといけません。)



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