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Knowledge of Hockey-items

2002/07/01 writer: イトウ

今回はホッケー用具に対する「うんちく(Knowledge)」を語ろうと思います。
参考になるかどうかは微妙なので流し読みしてください。

スティック[STICK]

スティックはどのメーカーも形状はほぼ同じですが材質は異なります。材質が異なるとどのような影響があるのかというとそれは「しなり(堅い・柔らかい)」でしょう。例えばRENOのスティックとCOLOMBOのスティックを比較した場合、RENOのスティックの方が「しなり」度が大きいです。(これを確認することは容易なのでぜひ試してみてください。)
それでは「堅め」スティックと「柔らかめ」スティックのどちらが優れているのでしょうか?

この質問に対する私の答えはありません。どちらが好きかと聞かれたら「柔らかめ」と答えます。その理由は「柔らかめ」のスティックの方がパックの勢いを吸収してくれてトラップ・ミスをする確率が低くなると感じているからです。
かといって「堅め」スティックが悪いのかというとそうでもありません。湿気の多い日や気温の高い日は「堅め」スティックを使用することがあります。夏の屋外リンクなどではパック(材質は硬質ゴム)が軟らかくなってしまい「柔らかめ」スティックだとパックの勢いが吸収され強い球が打てなくなってしまうので、こういう時はより反発力のある「堅め」スティックを使用するというわけです。(POWERが足りないと言われればそれまでですが・・・)あと「堅め」スティックの方が屋外リンクでは擦り減りにくいという利点もありますね。経済的にはこちらの方が優先される時もありました。

スティックの「しなり」と共に「長さ」にもこだわりを持っています。
数年前に外国人選手のプレーを見たときから自分の足下でプレーする技術の重要さを意識しだしました。既存の長さのスティックで足下のパックを扱う場合、どうしても腕が不自然な曲がり方になったり無理な姿勢になってしまいます。そこで今ではスティックを5cmくらい短くして使用するようにしました。短くて不利なことが多いのは確かですが、それを上回る成果があると信じています。
しかし、これはプレースタイルにも関係があるので一概に人には勧められません。力の無い女の子は短くした方が絶対に良いと思いますけど・・・。
*****注意:スティックの長さ制限(最長・最短)はルールで決まっています*****
結局のところ自分のプレーに合った、自分にとって使いやすいスティックが一番です。(色々試してみましょう)

防具[PROTECTORS]

アルゼンチン代表(2001 San Juan)

防具は上下のメーカーを揃えましょう。できればチームメートも全て揃えましょう。その方が断然カッコイイです。(それだけです)
もちろん個性的な防具をつけるのもありです。メーカーは何でも良いと思います。そんなに変わりはないでしょう。
どのメーカーもほとんどは皮製(合皮!?)なのでたまにはオイルを塗ったりすると保護にもなり見栄えも良くなります。私は透明の簡易靴墨(液体のやつ)を塗っています。


スケート靴[SKATE SHOES]

スケート靴はいくつかの部品に分けてみていきます。

まずはブーツ[BOOTS]、ブーツはこまめにオイルを塗りましょう。ブーツが綺麗な人はそれだけで上手に見えるものです。TVDのブーツは横幅狭目なのでサイズには注意した方がいいと思います。(日本人は幅広の人が多いから)
SKATER、RENO、MENEGHINIなどはそれほど癖はなかったような気がします。

次にシャシー[CHASSIS](もしくはプレート[PLATE])、シャシーはそれなりにメーカーによって違います、今はBOIANIのStarが主流ですね。このシャシーは他のものに比べて重いです。スピードがでているときは安定して良いのですがダッシュ時の一歩目などは不利になる可能性が高いと思います。
一番軽いのはSKATERのシャシーでしょうか?しかしSKATERのプレートはSKATERのブーツ専用の形状になっていたような気がします。TVDやRENOのシャシーもStarに比べれば軽いです。
ブーツやシャシーはそう易々と変えられるものではありません。一番高価な物が一番速く滑れると思っていても間違いでは無いと思います。実際のところ、何が一番良いのか見当もつきません。

最後にウィール[WHEEL]です。
ウィールで重要なのは硬さです。ウィールの側面に95、94などの数字が書いてあるのを見たことがありますか?
この数字はウィールの硬さを示すものであります。(一般に数字が大きくなるにつれて硬くなる、と思っている。)
普段みなさんが使っているのは94~97くらいだと思います。横滑りする時は軟らかめを、引っかかってしまう時は硬めを使用すると良いと思います。季候やリンクの材質・状態によってウィールを使い分けましょう。重量についてはあまり気にしていません。(ベアリング[BEARING]についてはあまり知識が無いので語りません。強いて言えば日本製が良いと聞いたことがあるくらいです。)

その他[OTHERS]

左手首にリストバンド[WRISTBAND]を常時着用しています。
左にする理由は転倒しそうになった時、スティックを持っていない左手を地面につけてしまうからです。最初は何気なく着けていたのですが手首を痛める時はリストバンドをしていない時だったことに気付いたので必ず着けるようになりました。(当然、汗も拭きます。)

ソックス[SOCKS]は2重に履いています。
ブーツの中での滑り具合がほどよくなり、自動車で言う「あそび」を生み出しスケーティングの微調整を可能としています。ブーツの中ではサッカー用の足首ガード[ANKLE PADS]も装着しています。結構くるぶしにパックが当たる事が多いので重宝しています。(紐の摩擦による痛みも和らぎます)

色々試そう

ホッケー用具などは決して安い物ではありませんが、こだわりの一品を見つけるのもホッケーの一つの楽しみ方であると思います。(ホッケーに限らないと思いますが)
色々試して、失敗を繰り返すことは決して無駄なことではないはずです。
昔、ある人にこう言われました。
     「上手くなりたければお金をかけろ」
ホントかウソかは今でも判断出来ませんが、少なくとも私はお金をかけてきた方だと思ってます。



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