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style  >  Just by myself  >  #002 大久保 俊「チームの期待に応えたい」  >  (2) 後輩たちに自分の体験を伝えていきたい
2015年11月6日
【Just by myself】#002 大久保 俊「チームの期待に応えたい」(2)

--- 学生時代、インカレは優勝したの?
はい、優勝しました。
--- 同期は何人いたの?
僕の同期は男7人、女3人です。
--- そのうち今でもホッケー続けている人は何人いるの?
続けているのは男だと僕とコウ(西潟 航)だけですね。
--- シュンは何で続ける側になったの?
続けるとしか思ってなかったですよ。
学生ではインカレ優勝できて、形だけだったですけど日本代表にも入って。そのまま やめちゃうのは勿体無いなーって思ってました。その頃の僕の想いとしては「折角ここまで出来たのだから、これを立教の後輩に伝えてあげよう」というのがありました。今でも変わってないですけど、現在は立教大学のコーチを引き受けてまして、学生の練習に顔出したりしてます。自分の体験を伝えていきたいな、ってのはあります。
--- 続けようと思ったのはいつくらい?
続けようと思ったのは、いつ頃だろうなー?4年生の夏には続けようと思ってたと思います。
--- 4年生の夏ってことは就職先は決まってたってこと?
決まってましたね。
--- 就職を決める時に、ホッケーの事は意識したの?
就職活動の時にホッケーのことは気にしてなかったですね。それを気にすると就職先の幅が狭められちゃうので。
--- もし、今勤めてる会社が土日に休みで無かった場合はどうしたのかな?ホッケーやめてたと思う?
続けるのは難しいですよね、練習出来ないし。でも、続けてたと思いますよ、たぶん。たまの休みにホッケー出来ればくらいの気持ちでですけど。それを言ってしまえば、今のコウがそうですよね。土日は絶対休みってわけではないですから。僕も同じように土日が必ずしも休みでなかったとしても続けてたと思います。
--- ちょっと話し変わるけど、いろいろ選択肢あったと思うけど、何でうち(xxx)にしたの?
あー、それは僕の中で一番大きかったのはコウなんです。僕はとりあえず続けようとは思っていて、トリプルの他にも2チームから声かけてもらって迷ってました。どうしようかなと思ってた時に、コウから「俺は続けるぞ!トリプルで。一緒にやろうぜ。」って誘われました。「コウがやるんだったら一緒のところでやろう」ってなってトリプルに決めました。


過去、現在、そして未来...
--- 転勤多いと思うけど、この5年でどのくらいしたの?
社会人になってから5回引っ越ししました。社会人1年目は石川県、社会人2年目は仙台、3年目から東京に戻ってきました。
--- どっかでホッケーやめようとは思わなかったの?
ボクは全然思わなかったです。自分の中で東京に帰ってくる「大義名分」みたいな風になっていたのが大きかったです。地方には友だちも全くいませんし、口実を付けて東京に帰ってこれるってのもあったので。「ホッケーの練習があるから」ってことで。そういうのが無いと、なかなかお金を使って帰ってくるってのは難しかったですね。
--- この5年間ホッケーやってきた中で、自分が一番意識してきたことって何ですか?たとえば、体力は維持しようとか。
学生のころから一番変わったと思うのは、「考えてプレーをするようになった」というのが一番大きいですね。トリプルっていうチームの影響が大きいと思うんですけど、学生の頃は全くなかったんですよ。ガムシャラにやれば何とかなるってのが正直なところあったので。社会人になって練習量が減り体力が落ちる中で、何でそれをカバーするのかってところで「練習の質を高める」ってことを意識し出しました。それが1番変わったところです。1年目、2年目はなかなか出来なくて困ってましたけどね。
--- 「考えながらホッケーをする」ってことですね。もし、学生時代の自分にアドバイスするとしたら?
シンプルに言うと「考えてホッケーしろ」ですね。もちろん当時でも学生なりに考えてましたけど、考える「深さ」みたいなのが違います。
--- 言わんとすることは分かるんだけど、もう少し具体的に、若いころのシュンに、それなりに考えているシュンに対して伝わるように。
今、昔の自分に言えるとしたら、「考えてるかも知れないけど、お前の考えは取捨選択しているだけだ。すべての可能性を試していないし、検証していないよ。」と。
--- なるほど。選択肢をもっと増やすことを考えなさいってことですね。
ある程度は「こうやったら上手くいく」ってのがあって、それがそのまま通用してしまう。「じゃあ、それでいいじゃないか」って思ってしまっていたのが学生時代でした。今 いろいろと考えるようになって「たまたま結果が出たのを良しとしていたら、後々上手くいかなくなるよ。もっといい形があるよ。」って考えになってます。とにかく学生の頃は考えが甘かったと思います。
--- そうですか、それが若いころの自分へのアドバイスですね。
今、目標としている選手または選手像は?
スゴイわがままなとこなんですけど、何でも出来るオールラウンド・プレイヤーです。今のチームで言ったら伊藤さんのポジションですよ、それに近いと思います。
--- 私ではないの?
田中さんはGKだから候補には入ってこないですよ。話しは戻りますけど、今 チームに求められているのは、攻撃の部分が強いです。なので現状の目標としては「攻撃よりのオールラウンダー」って感じになりますね。
--- 試合当日にこだわってる事とかってある?
最近思ったことがあって、「試合だ!」って特別に集中しようとするとダメなんですよ。あまりゲンは担がないですね。どちらかというと、チャランポランしている方が調子良いです。気負ってしまうとダメなんでしょうね。
--- 今、ホッケーに関して一番欲しい能力は何?
僕は「決定力」ですね
--- 今の目標は何?
今の目標かー、とにかくチームに貢献する!ですね。具体的には点をとる事だと思ってます。

【プロフィール】
大久保 俊 (おおくぼ・しゅん)
ニックネーム:しゅん
1987年生まれ。神奈川県出身。
茗渓学園高等学校 - 立教大学 - xxx
【日本代表歴】
2011年 世界選手権B(オーストリア)

2011年xxxに加入。11歳〜15歳の4年間をシンガポールで過ごしていたこともあり、英語は得意。大学卒業後、仕事の都合で2年間地方勤務であったがその間もホッケーを継続。現在は東京勤務となり今年で5年目を迎えた。2015年の東日本選手権では延長ゴールデンゴールを決めるなど、攻撃面での存在感を見せつつある。

(取材:田中たつろう、文:伊藤賢)




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